からだのこと?こころのこと
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新年度が始まって、2か月が経ちました。
早朝は羽織るものが必要なほどひんやりしていたかと思えば、日中は暑くて冷房が必要なほど、ということもあります。これから梅雨を控え、心身ともに体調管理がむずかしい時期に入ります。
からだとこころは健康を保っていますか。今回のTUFS Todayでは、保健管理センターの山内康宏センター長と学生相談室の吉本美知代カウンセラーにお話を聞きました。
保健管理センター 山内康宏センター長にインタビュー

——まずは、山内先生のご専門についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
内科全般を対象として総合的に診療いたします。内科の中でも特に専門としてきた診療科は呼吸器内科です。呼吸器疾患は、気道?肺胞?ガス交換?循環?胸郭などにおいて大気環境?抗原?薬剤などの様々な要因により炎症?感染?免疫異常などを介してその病態を形成し、病状?症状が出現することになります。呼吸器疾患の解明に向けて、病態?病状に則した現象を探求しながら呼吸器領域の研究を進め、またその成果が呼吸器診療につながるように努めています。
5月31日は世界禁煙デー/禁煙週間(?6月6日まで)

——呼吸といえば、本日5月31日は世界禁煙デー、また5月31日?6月6日まで「禁煙週間」ですね。喫煙が健康に与える影響は大きいと言われますが、具体的にはどのように悪いのでしょうか?
タバコ煙に含まれる成分で「ニコチン」というのを皆さんよく耳にされると思いますが、ニコチンには強い依存形成性があります。ニコチン依存の為にタバコ煙の喫煙習慣が生じるのですが、そのタバコ煙